"強さ"とは何か

皆さんにとっての強いってなんでしょうか?

ゲームならレート2000ですか?あるいは2100ですか?はてまたオフで優勝したことがあるかでしょうか?

カードなら公式の大会でベスト〇を達成したとかでしょうか?非公式の大会で優勝したかどうかでしょうか?

 

僕にとってこれらはそこまで価値を見出すものではないと思ってます。その人の強さを図る物差しのようなものでしかありません。これらの数字や結果は本人の努力の結果に過ぎないということです。それが直に強さに結びつくかと言われると難しいところです。

 

じゃあ本当の"強さ"ってなんでしょうか?僕は

他人から認められて初めて成立するもの

だと思ってます。どんなに自分の中で強いと思っていても他人からの正当な評価がなければ自己完結に終わってしまいます。他人から強いと認められて初めて強さというものは成り立つと思っています。

 

じゃあどうすれば他人から強いと認められるかの話になるんですが、結構難しいです。だって他人の考えなんてわかるわけないじゃないですか。まあわからないから人生面白いんですけどね。でも一つだけ明確に言えることがあります。それは

継続的に結果を残し続ける、一つの栄光で終わらせなければ評価してくれる人間は必ずいる

ということです。まあこれはゲーム以外にも色々当てはまることは多いです。

 

わかりやすい例を挙げるならお笑い芸人です。よく言われる一発屋って流行ってる時はすごい人気になりますよね。テレビでも引っ張りだこになります。でも時が過ぎればただの廃れたコンテンツになります。一般市民は〇〇はオワコンってバカにするようになって結局正当な評価を維持できないまま終わります。

でも根強く生き残ってるお笑い芸人は違います。たとえM-1で優勝できなくても、爆発的にヒットすることがなくても継続的に笑いを取ります。一つの栄光にすがることなく自分というダイヤの原石を磨き続けます。長いことお笑い界で生き残っていけばファンも少しずつ増えて〇〇は面白いと正当な評価を受け更に大きくなっていくことができます。

 

これってポケモン界でも言えないですか?例えばS14で催眠ゲンガーで一位を取った某氏、一位を取った瞬間はチヤホヤされてたけど今はどうですか?もう名前すら聞きませんしクソダサいとすら思ってます。その時は強いと言われても今となっては風化されてしまっています。

 

本当の強さは他人がいて初めて成り立ちます。数字や結果に嘘はないですが、それに拘り過ぎると大事なものを見失います。

 

俺は一回〇〇で優勝したことある!とか昔は〜〜だった!とか言ってる人、いつまで過去の産物にしがみつく気ですか?結果に嬉しさを感じるのは大事だし僕もそうしますが、そこからワンステップ上に行かなければ周りの人は一発屋、あるいは老害としか見なくなります。自分を磨くことで得られる強さと他人から認められて得る強さは違います。前者はただの自己満足、真の強さは後者にあります。本当に強くなりたいなら他人から認められるような人間であるべきです。そのためにも一つの栄光を踏み台に更に大きな飛躍を遂げることが大切だと思ってます。

 

話は少し変わりますが、自己肯定感が足りていないのか自分のことを弱いままだと思ってる人もたくさんいるなって思います。僕の中ではもっと自信を持って強いって言っていいのにって思う人はたくさんいます。前述した通りですが、結果に拘り過ぎると大事なものが見えなくなります。

 

今まで自分は会長である間は常に勝ち続けたいと思っていましたが、そろそろ周りの人間に自分の考えを還元してもいいのかなと思い始めてきました。自分の持ってるもの、積み上げてきたものを少しずつでいいので関西ポケサーが強くなるための手助けにしていきたいと思っています。

 

話は長くなりましたが、何が言いたいかっていうと関西ポケサー内でお互いがお互いの強さを認め合いながら強い集団になっていけたらいいなって話です。ご愛読ありがとうございました。